米国商工会議所 CSVワークショップ参加

米国商工会議所CSR部会が主催する、 CSR Creating Shared Value (CSV) Workshop に参加してきました。いつものことながら、日系企業(日本人)の参加は私以外はなし。
今回はセミナーでは無くワークショップだったこともあり、比較的少人数。それでも中国・欧米企業が参加し総勢50名弱。内容はCSRからCSVへと流れが大きく移行しているというポイントと、CSVをどのように可視化し経済価値・社会的価値へ繋げていくのか、という二つのポイント。

今回はあまり多くの中国での事例は無く、アリババグループ(Alibaba)が行っている公益活動の一部(農村と連携した活動)の紹介となったので、企業規模的にも大きすぎてあまり参考にはなりませんでした。

内容の詳細はまた別途まとめられればと思いますが、何よりもいつも感心するのは米国商工会議所の活発な動き。こうしたワークショップ、セミナーはもちろん、企業とNGOのマッチングの機会を設けるための場づくりも頻繁に行っており、こうした積極性には本当に感心しています。・・・感心してばかりいないで、日系企業も何かしら動きがあってもいいのではないかと思うのですが。日本も個別のグループが社会貢献活動はしていますが、企業がまとまって、もしくは商工会議所が指揮を取って、という動きはまだありません。

上海、中国でCSR/CSVに携わっていこうと考えている企業・個人として、動き出す時期に来ているな、と中国企業の動きの速さ、そして欧米企業の戦略的な考え方に触れる度にひしひしと感じます。(M)

 

 

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